鶴見岳登山と温泉ざんまい

  3月の予定が延びてしまった鶴見岳縦走&温泉ざんまいの旅を4/10〜11で実施しました
 今回はSDK夫妻、TAM親子の4人で、前日の金曜日夜に広島をロデオで出発
 いい天気ですっかり足が痛くなってしまいました
 温泉ざんまいではハプニングでがっくりでした  
鶴見岳縦走MAP

4/09/22:00 広島の廿日市からキャンピングカーで出発
4/10/01:30 思ったより早く、大分道路の別府湾サービスエリアに到着、03:00頃まで夜食と宴会、そして寝ます
翌朝、明礬温泉の山の中腹にある共同湯の地蔵湯で朝湯です・・・びっくりするぐらい熱い、目が覚めます
その後キャンピングカーを鍋山温泉へ向かう途中の林道に駐車して、登山仕度をして、鶴の湯に下り霊園を抜けて高速道路の下をくぐり坊主地獄の交差点まで歩きます、ここからタクシーで別府ロープウエイ乗り口に
10:50 に鶴見岳山頂駅に到着
10:54 鳥居を潜って1375mの”鶴見岳”山頂に登ります 11:08 鶴見岳山頂から馬の背に下りを開始します
前方に由布岳が綺麗な姿を見せています
天候は快晴、とても暑く五月中旬の気温だそうです
山頂からの下りは由布岳と内山と縦走するコースのパノラマが開けます
馬の背

見晴らしの良い登山道を馬の背に向かって降っていきます
登山道は低木が多く見晴らしは悪くないのですが、リュックや腕に木の枝が当たり歩きやすいとは言えませんね
急勾配の坂道の向こうに馬の背に11:19到着します、ここから由布岳側の猪瀬戸登山道に降る道と分岐しています
見上げるように鞍ヶ戸の峰が迫っています


                       由布岳→
←馬の背の分岐

痩せている尾根を上っていきます所々にロープが張ってありちょっと上りやすい、行き着く間の無く第一ピークに到着、ちょっと休んで第二ピーク、11:50に鞍ヶ戸に到着します
ここでちょっと大休止します


鞍ヶ戸からは正面に内山が見えますが、深く落ち込んだ船底は見えません
ここから尾根を少し降って平坦で広い尾根を歩き、ちょっと丘を登った場所が鞍部です、12:06到着

←落ち込んだ船底の向こうに内山が見えます

                  11:56 鞍ヶ戸の頂上で→



ここから一気に船底まで降っていきます道は急で良く滑ります
所々にロープが張ってありますので掴まえて降りましょう


高低差はそんなに無いのですが以外と疲れますね何回か尻餅をついてようやく12:20に船底に到着します

船底は広い大地のようになっていて谷には砂防堤が続いていますまた別府市内が谷の先に広がっています

今まで下ってきた尾根と鶴見岳が遠くに見えます

ここから内山の登りは見上げるように急です
どこに登山道があるのかと考えるようです思った通り登り始めると一気に急坂を上っていくコースとなります
トラバースはありませんので息を切らしながら頂上を目指します

ようやく内山の頂上近くなると平坦な尾根になります

ようやく12:48内山の頂上に到着、周囲の見晴らしは360度開けていて、今まで降ってきた鶴見岳と正面には由布岳、反対側に別府市街地そして塚原温泉、伽藍岳が見渡せます
ここでちょっと遅くなった昼食の支度をします
今回は暑く、思いの外水を飲んでしまいました、4Lのペットボトルの水をコッフェルに入れてバーナーでお湯を造ります
今日はアルファ米の山菜おこわとカップラーメンです
それと忘れてはいけない・・・氷とビールを運んでいます、さっそくビールで乾杯してポークタンの薫製をかじります
頂上は思ったよりさわやかで風が吹くと寒いくらいですが、良く乾燥しているためか汗は垂れずに良く引いてくれます

食事が終わり、出発します緩やかな尾根をちょっと歩くと右手に石楠花尾根を通り扇山に降る分岐があります
そこの左手の雑木の中で今日初めてあった4人のパーティが食事をしていました

           13:51石楠花尾根への分岐点→

←内山1275mの頂上の道標です

塚原越への尾根道は雑木で余り見通しが利きません、徐々に勾配がきつくなります
途中ロープが張ってある箇所をすぎてようやく多少平坦な場所に着きました
このあたりから伽藍岳の噴煙の音が聞こえてきます、
また左手に塚原の荒涼とした火口が見えてきます目印のテープがたくさん巻いてありますここから右手に降ると鍋山温泉への尾根道となります
さらにちょっと降ると塚原越に到着、右手の兎落としのコースへ進みます

←伽藍岳の噴煙が見えます 14:33

            14:45 塚原越の分岐点です→

蒸気が岩から吹いている個所をすぎるといきなり谷への急坂となります岩が多く歩きにくい谷を降っていきます
兎落しとはよく言ったものです


途中は木にテープが巻いてあり迷うことは無いと思いますが、踏み後がはっきりしない余り利用されていないような登山道です
長い急坂が続きます
ようやく緩やかになった個所で道を間違え川の右手に出てしまいました、鍋山温泉のカラスの湯に入浴している人の話し声が聞こえますが道が良くわかりません何とか鍋山温泉の鉱山後に出ることが出来ました後を続いていた娘は間違えて沼に足を踏み入れ登山靴を泥だらけにして到着

その後を続いていたSDK夫妻は右手の尾根道を上がり鍋山温泉の入口まで歩いてしまいました
、TAMはさっそく野湯で有名なカラス湯に入ります、疲れた足に熱いお湯が気持ちいい再び靴を履いて痛くなった足を引きずりながら山を降り林道を歩いて止めてあったロデオキャンパーに16:20に到着します

        15:50 鍋山温泉の野湯 カラスの湯→